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お知らせ

入試倍率に思うこと

2020年2月5日

昨日は兵庫県内の私立高校、今日は兵庫県内の公立高校推薦入試の入試倍率が
新聞に掲載されていた。
最近では新聞を購読されていないご家庭も多いので、
兵庫県教育委員会のホームページをご紹介。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/R2senbatu/R2senbatu.html
推薦入試の願書受付は2月6日までなので、
おそらく6日の夜には確定するのではないかと思う。
ちなみに3月の一般入試も願書受付期間は毎夕、最新倍率が発表される。

しかしこんな数字に関心を持つのは
受験生でも受験生を持つご家庭でもなく
学校教員や教育関係者なのだろう。
ここ数年の入試倍率を見ていると、
最近の学生やご家庭が何を求めているのか、
またどこにニーズがあるかなど感じられる。

神戸市の人口流出は激しいのに、阪神間の南部に学校が集中しすぎている。
私立校で言えば、具体的に名前までは挙げられないが、
熱意を持ったいい先生方もおられるのに
定員割れを起こしている学校が数多くある。
実にもったいない。
それに比べ、三田市内の私立校はここ数年満員御礼状態だ。
その理由は明らかで、
実は駅から近くて通いやすく、三田市内はもとより、宝塚・神戸・丹波篠山など
広範囲から意欲的な生徒が集められる。
そして敷地面積は広く、設備や環境はつねにブラッシュアップされ運動部も盛んである。
学校の移転は容易なことではないが、
伝統ある南部の私立校がこちら側に来れば
そんなに生徒集めに躍起にならなくても済むのに・・と思ってしまう。

こうしたことを背景に考えると、町のシティセールスも
観光ではなく、住みやすさをもっともっとPRできるんじゃないのかなぁ。
と、上津台ではなく、人口の頭打ち状態に悩む我が街 三田市に言いたい。

ちょっと横道にそれてしまいましたが・・・
入試倍率におののく受験生に言えることは
結局、入試は受かるか受からないか、その2つ。
あなたの努力・気持ちのあり方で受かる可能性は
どんどん高まります。
たとえ内申点が足りないなどのハンデがあったとしても
それを帳消しにするほどの強みがあれば必ず勝てます!
と、今年は推薦入試を受ける生徒がいないので
ここで力説しておこうっと。