2020年5月9日
今年の中3は進路選びも少々厄介だ。
通常、夏休みに多くの学校がオープンキャンパスを開くが、
実施できるかどうか怪しい状況。
また春先には文化祭を開く学校も多いが、中止であれば
自然な学校の雰囲気を見ることもできない。
しかし、今年ならではの進路選びの方法がある。
今、高校のホームページを検索すると
各学校でこうした状況でどのような取り組みをしているかがよくわかる。
学年通信には先生からのメッセージがあり、課題の内容が書かれていることもある。
オンライン授業もなしに、ただただ大量の課題を出している高校は
果たして進学校と言えるのかなぁ。
「少しでも偏差値の高い学校を目指そう」とか
「何が何でも地元の公立に入る」という高校選びは
長い目で見ると得策ではないことが多い。
でもそれを中学3年生で判断することはまず不可能。
だからこそまず大人が進路の下調べをすることが必要なのだ。
【親ができる進路調べ】
・親世代が今までの固定観念を取り払いましょう。
・我が子の個性や特性を客観的に見ましょう。
・高校入学から就職に至るまでの支出の総額を概算してみる。
(今、高校生の学費は県からの支援も手厚い。
ここで重要なのは、塾や予備校代も考慮に入れること。
また専門学校や大学の返済の必要な奨学金は相当な金額になり、
卒業と同時に多額のローンを抱えた状態にさせてしまう。
晩婚化にもつながっていく恐れがある。)
こんな時代だからこそ、大人も子どもの将来について勉強してみませんか?