2021年4月22日
ようやく中学校の新しい教科書を揃えました!
間違って持って帰ってしまうこともあるため、毎回、
目印にシールを貼っているんです。こんな感じに。
それでシール用紙を探していたら、棚の奥の方に見つけたんです。
プリンターというものを初めて購入した時の付録のようなもの。
こんなんいつ使うねん!と思いしまい込んでましたが、
ようやく20年ほどの歳月を経て、活躍できる時が来ました。
ん~、まぶしい! きらり☆ (←今日はこの言葉をどうしても言いたかった!)
「ビックリマンチョコやないかい!!」と思わずつっこんでしまいました。
でも新しい教科書に貼ると映えますねぇ (自己満?!)
シールの話だけじゃ何なんwで、教科書の改訂箇所について少し触れたいと思います。
前回も書きましたが、英語の教科書の生まれ変わりようが本当にすごくて、
中1のレッスン1で、一般動詞・be動詞の疑問文否定文まで進みます。
今までならレッスン3までの内容に相当しますが、
いったいどんなテストになるのでしょう?
また教科書のいたるところにQRコードがあり、音声で聞けるようになっています。
その点はすごく魅力的です。
著作権の関係で中身を載せることはできませんが、中3のリスニングとなると
なかなかのもんです。
それと中2数学では四分位範囲や箱ひげ図が出てきます。
株価を見るときにこの図は何だろうな?と思っていましたが、
これから令和を生きる子どもたちに生活で必要な知識を身につけることは
本当に大切なことだと思います。
次に中3理科。遺伝のところでは優性・劣性という言葉ではなく
顕性・潜性という言葉に変わっています。
これはいわゆる言葉狩りというわけではなく、
親の形質が子に現れるか、現れないかという意味を捉えると
顕性・潜性という言葉の方がふさわしいとのこと。なるほど。
最後に、社会の教科書を見ると圧倒的にフリガナの分量が増えています。
単に教科書の出版元が変わったからなのか、
それともユニバーサルデザインの観点からか?
普段、耳の聞こえない人とよく接しているのですが、
漢字の読み方にはかなり苦労しています。
「びゃくや」と聞いて「白夜」と自然に浮かぶのは耳から言葉を覚えるからで、
言葉を見て覚える人にとっては、しろよる・はくよ と読んでも何ら不思議ではありません。
それでふと思い出しましたが、去年、生徒が「映える」の読み方を
「ばえる」と書いていたので、『今どきの間違いやなぁ』と感じました。
単独で使うときには「はえる」ですが、
これも時代とともに「ばえる」に変わるときが来ないとも言えないのかも・・。