2023年9月19日
先日、中3生が小さく折りたたまれた紙を前に
何かをせっせと書いていた。
なんと中学校で面接練習を生徒全員に行うそうで、
その準備のため、10ほどの質問への回答に頭を悩ませていた。
(まだ9月やで。全員にするって??
と、いろいろツッコみたくなったが・・・)
自分の長所と短所を挙げるところがあり、
たいていの生徒は短所は簡単に浮かぶけれど、
長所は思いつかないと言う。
そりゃそうだ。
どんな人だって現状に満足し、自信満々に生きてはいない。
たとえ自信に満ち満ちた人でも、はたして人望があるかどうか・・・
いろんな観点から見て、足りてないところがあって当然。
でも、短所と長所は実はとても近いところにある。
短所「のんびりしている」⇔長所「人のペースに流されない。」
短所「飽きっぽい」⇔長所「いろんなことに興味関心がある」
短所「消極的だ」⇔長所「周りの人を大切にする」
ちょっと無理してる感も否めないが、
こうした方法をリフレーミングというらしい。
(reframe: re リ・・再び frame フレーム・・枠、額縁)
枠の組みなおし、つまり物事の捉え方自体を変えるということ。
こうした考え方があると知るだけで、少しココロが軽くなる。
毎年、推薦入試を控える生徒にはこのリフレーミングを教えるようにしている。
しかしこの時期にあえて自分自身の長所・短所を知ることは
勉強への取り組み方や自分の適性を考えるヒントにもなりうるなと気づいた。
まだ9月、早すぎる・・なんてことはないのかもしれませんね、先生!
私の長所「柔軟性がある」⇔短所「移り気である。こだわりがなさすぎる」(^▽^;)