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お知らせ

推薦入試 おつかれさまでした

2024年2月24日

先月の高専商船の入試に引き続き、先週、公立高校推薦入試の発表があり、

めでたく全員合格いたしました。

倍率の高い学校もあり、当日までハラハラしていたのですが

みんな本当によく頑張ったと思います。

筆記試験の中に400字程度の作文を課す学校の推薦入試では

作文をいかに仕上げるかが重要だと考えています。

推薦入試を受ける生徒は、普段通りの勉強をすることもあれば、

本人のその日の希望に応じて作文練習をすることもよくありました。

最初は書く内容がまとまらず、

断言を避けるためか回りくどい文章になってしまうことがよくあります。

また「なので」などの話し言葉や「教えれる」のような ら抜き言葉は

逐一、修正して少しずつすっきりとわかりやすい文章を目指します。

しかし一番大切なのは、その高校に入りたいという明確な意志。

それを十分に伝えるだけの文章力が必要です。

内申点は高いにこしたことはありませんが、それだけではないというのを

過去の推薦入試から感じております。

自分のことをじっくり見つめ、将来のビジョンを思い描くという

一見、受験勉強には遠回りになるような作業でも

一人一人の勉強する意義を考えるのには大変有意義な時間です。

そして自分の思いを文章化できれば、面接でも落ち着いて答えることができます。

・・・・・ああ、昔の自分に教えてやりたい!!

教員の2次試験に誰からの助言も仰がず、調べもせず、丸腰で乗り込んだ

無謀で無知な自分に。

最近よく見ている令和と昭和の時代をタイムリープするドラマの影響でしょうか

ついつい力説してしまいました。

ちなみに宮藤官九郎氏とは誕生日が同じ、かつ同世代なので

私、勝手にシンパシーを感じております。

まぁとにかく 私の数々の失敗を踏まないように、生徒たちには

(時代に合わせて)やんわりと伝えていきたいです。